■若いうちにバレエを習うことの効果

体幹とは、字が表しているように、体の幹になる部分(肩から骨盤まで)を体幹といいます。体幹は多くのスポーツで重要な役割を果たしており、近年そのトレーニングはアスリートにとっては必須となっています。

バレエは、腹筋と背筋を使い、常に体幹を引き締めて行うダンスです。ほとんどの人は、体側の筋肉しか使わずに運動行動していますが、バレエをすると普段意識できていない、脊柱起立筋など身体の内側にある筋肉を意識的に使うことができ、体の幹となる体幹部分を効果的に鍛えられます。バランスよく、正しい姿勢を保ち、強い体を作ろうと考えたときに、この認識はとても重要となります。若い年齢期において、体の使い方としてこのようなことが身につくことにより、バレエだけでなく、将来、他のスポーツを行ううえでもとても大きな効果が期待できます。人間の体のほとんどの動きは、脳でコントロールされています。動かしたい部分に意識を集中させることにより、体の意識的なコントロール、バランスを保ちやすくします。

小さい年齢段階でバレエを習うことで、体幹を鍛えその使い方を覚えるだけでなく、自分の体を自分のイメージ通りに動かすことができるようになり運動能力の向上にもつながるでしょう。

日本体育大学

秋葉 茂季